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年度 2021
科目名 オペラ
担当者名 福原 寿美枝・唐谷 裕子
単位 2
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科目目的
Course Objectives
一本のオペラを通して演奏し、演技も付けることにより、より確実な呼吸法と発声法と表現法を体験する。
演じる楽しさと歓びを体験する。
集団で創り上げる喜びと達成感を体験する。
到達目標
Class Goal
オペラの演奏と演技をすることにより、客観的に自分自身を理解するようになること。
クラス授業で沢山の同級生とひとつの作品を公演にもっていく過程において、相手を理解し、共同して作りあげる喜びを体験すること。
授業内容
The Content of the Course
自分の演ずる役柄・キャラクターをしっかりと理解、共感して演ずるよう心掛ける。そのために細部に至るまで台本と楽譜を読み解き、作曲者の意図を汲み取る。その後、歌唱および所作等身体表現を綿密に計算し、客観的な表現の実現を目指す。
授業計画
Class Plan
第1回  台本の読み合わせ 
    それぞれの役柄の歌詞の発音を確認すると共にその意味内容の理解を深める
第2回  音楽練習①【リズムと音程の確認】
    個々の役について,レチタティーヴォおよび音楽を個々に練習する
第3回  音楽練習②【リズムと音程の確認】
    前回の稽古で実施できなかった箇所の練習
第4回  音楽練習③【リズムと音程の確認】
    これまでの稽古で実施できなかった箇所の練習
第5回  音楽練習④【アンサンブル練習①】(上演箇所の前半①)
第6回  音楽練習⑤【アンサンブル練習②】(上演箇所の前半②)
第7回  上演箇所の前半の荒立ち稽古に向けての暗譜練習
第8回  上演箇所の前半の荒立ち稽古① 大まかな導線の確認 
第9回  上演箇所の前半の荒立ち稽古② 所作を交えての荒立ち
第10回 音楽練習⑥【アンサンブル練習③】(上演箇所の後半①)
第11回 音楽練習⑦【アンサンブル練習④】(上演箇所の後半②)
第12回 上演箇所の後半の荒立ち稽古に向けての暗譜練習 
第13回 上演箇所の後半の荒立ち稽古① 大まかな導線の確認 
第14回 上演箇所の後半の荒立ち稽古② 所作を交えての荒立ち
第15回 男声ソリスト(助演者)と合流しての音楽(アンサンブル)練習および前期の集大成  
第16回 前期の稽古での学習の確認
第17回 立ち稽古① 上演箇所の前半①   
第18回 立ち稽古② 上演箇所の前半②
第19回 立ち稽古③ 上演箇所の後半①
第20回 立ち稽古④ 上演箇所の後半②  
第21回 立ち稽古⑤ 男声ソリスト(助演者)が合流しての稽古(上演箇所の前半①)
第22回 立ち稽古⑥ 男声ソリスト(助演者)と合流しての稽古(上演箇所の前半②)
第23回 立ち稽古⑦ 男声ソリスト(助演者)と合流しての稽古(上演箇所の後半①)
第24回 立ち稽古⑧ 男声ソリスト(助演者)と合流しての稽古(上演箇所の後半②)
第25回 通し稽古① 全曲をとおして演唱するためのペース配分を考慮する
第26回 通し稽古② 1回目の通し稽古を振り返り、修正点を改善し稽古に臨む 
第27回 通し稽古③ 前2回の通し稽古を振り返り、修正点を改善し稽古に臨む
第28回 ゲネラル・プローベ(公演直前の最終リハーサル)
第29回 公演(学内演奏にて)
第30回 全体に対するフィードバックを行う
授業方法
Class Method
・それぞれの役を個別に練習し、音程・リズムを確実にした後に共演者同士のアンサンブル練習に
 入る。
・その後暗譜稽古を経て歌唱が確実になったところで立ち稽古を行い、オペラ作品として完成させ
 る。
・演奏と並行して行う衣装,大・小道具の製作等の作業をとおして,オペラ制作のノウハウを体験
 する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
毎回課題を出し、次回には必ず確認して作品の理解をより深める。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
・自分に与えられた役柄の譜読みを事前に行うこと。
・自らの役に留まらず、相手役の歌詞を理解するために、スコア(総譜)および台本を綿密に読み
 込むこと。
・授業で指摘された事柄を次回の授業にて克服できるまで、必ず各授業後に各自で練習しておくこ
 と。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度(30点) 授業内での習熟度(20点)「学内演奏」での公開公演の成果(50点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
最終授業回に全体に対するフィードバックを行う。
教科書
Textbook
教科書コメント
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
楽譜の購入については事前に連絡の通り。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現 2-1 専門実技の技術面において高い能力、芸術性において高い表現力を有している。
2.技能・表現 2-3 合唱、合奏、室内楽等のアンサンブル、また、オペラ、コンチェルトなどの総合的な実技能力を習得している。
3.思考・判断 3-1 演奏家として人間性あふれる豊かな個性を有している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents

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