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年度 | 2016 |
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科目名 | 日本近代文学概論 |
担当者名 | 小泉 京美 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
日本近代文学を学習・研究するのに必要な知識を習得し、日本文学研究の様々な観点を知る。また本科目は、中高教科国語、高校教科書道を教授するに足る基礎的知識及び技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。 |
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到達目標 Class Goal |
日本近代文学について、大学での学習・研究に必要な視点を獲得している。教職課程履修学生は、学修内容を当該の中高教科内容及び教材に関連づけて主体的に探求する。 |
授業内容 The Content of the Course |
日本近代文学を代表する作家の小説を読み進めながら、文学作品を研究的に読むための基本的な知識と姿勢を学ぶ。適宜、作家の紹介や時代背景など文学史的な知識も取り入れる。授業中のワークや質疑をとおして、自分自身の小説の読み方を探ってほしい。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 ガイダンス
第2回 志賀直哉「小僧の神様」@ 第3回 志賀直哉「小僧の神様」A 第4回 国木田独歩「鎌倉夫人」@ 第5回 国木田独歩「鎌倉夫人」A 第6回 横光利一「蠅」@ 第7回 横光利一「蠅」A 第8回 太宰治「千代女」@ 第9回 太宰治「千代女」A 第10回 森鴎外「舞姫」@ 第11回 森鴎外「舞姫」A 第12回 石川淳「焼跡のイエス」@ 第13回 石川淳「焼跡のイエス」A 第14回 まとめ 第15回 確認テスト |
授業方法 Class Method |
講義形式で行うが、毎回ワークに取り組んでもらう他、感想や意見を求めることがある。 |
授業時間外学習 Review and Preview |
予習:授業で取り上げる事柄について事典等で調べてきてもらうことがある。
復習:プリントやノートを確認して授業内容を十分に理解しているか点検する。 教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領及び教科書等を積極的に活用する。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](70点) ・平常点等(30点) 配点内訳:授業への積極的参加度(30点) |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
メールまたはオフィスアワー |
受講上の注意 Notices |
授業内で提起する問題に対して関心を深め、積極的に探究する意欲を期待する。
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。 |
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