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年度 2013
科目名 言語学A
担当者名 佐藤 勝之
単位 2
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科目目的 ・ 到達目標
Aims of the Course and Objectives
 日本語学概論等で学習した言語研究の基礎を踏まえて、より言語普遍的なアプローチからことばの諸相を考える。また、身につけた方法を用いて自ら具体的な言語分析ができるようになることを目指す。
授業内容
The Content of the Course
 下記のテキストおよび配付するプリントを用いて、形態論・統語論・意味論・語用論等、言語学の基本的な枠組みと方法を習得する。前期は形態論・統語論を中心に講義する。なお、音声学・音韻論に関しては専門の授業が用意されているので、適宜参照するにとどめる。  
授業計画
Class Plan
第1回-第3回 序論:言語研究の対象と方法
 (1) ラングとパロール 
 (2) 言語記号:シニフィアンとシニフィエ
 (3) シンタグム(統合関係)とパラダイム(系列関係)
 (4) 文法理論:統語構造と意味構造
 (5) 言語データ:コーパス
第4回-第8回 形態論:語の構造
 (1) 形態素
 (2) 語彙素
 (3) 異形態
 (4) 語形変化
 (5) 語形成:派生と複合
第9回-第12回 統語論:文の構造
 (1) 構成素と直接構成素
 (2) 文の構造:生成文法の考え方
第13回-第15回 まとめと復習
定期試験
準備学習等の内容
Preparation for Classes and Review
 各学習項目について、指定の教科書をあらかじめ熟読し、不明の事項については指定の参考書を用いて事前に自主学習しておくことが強く望まれる。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(100点)
・講義内容に関する質問の受け答え等を評価に加える場合がある。

教科書
Textbook
風間喜代三他/言語学 第2版/東京大学出版会
参考書
Reference Books
定延利之/よくわかる言語学/アルク
大堀壽夫/認知言語学/東京大学出版会
生越直樹/対照言語学/東京大学出版会
中尾敏夫 他/社会言語学概論/くろしお出版
文部省・日本言語学会(編)/学術用語集 言語学編/日本学術振興会(丸善)
留意事項
Special Class Information


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